アプローチ全体のタイミング

たんとー:NBCJインストラクター こすけっ!

 これまでの6回にわたり、アプローチからフィニッシュまでの練習をしてきました。過 去6回の勉強がしっかり出来ていれば、『まっすぐ歩いて手足を同調させフィニッシュす る』という投球の基本はマスターできたことになるのですが、どうですか?  ボウリングは簡単なように見えても、奥行きが深く、なかなか難しいスポーツです。 今日は、今までの総まとめの意味で『アプローチ全体のタイミング』にポイントを置いた 練習をしましょう。テーマはテンポ、リズム、バランスです。


 ボウリングでは多くの人が苦労する問題点の一つは、タイミングのズレです。助走全体 のタイミングは、頭で理解してもうまくいきません。体で覚えきらない事には、10回の うち数回ちゃんと出来ても、あとはばらばらという結果に終わってしまいます。  ボウリングは頑固なまでにいつも同じリズム、同じテンポでバランスよく投球すること が大切なのです。あなたも今日の総まとめの練習で、自分のフォームをよりいっそう固め てください。

なお、今日の投球も、約束通り同じ位置に立ち、同じ第2スパットを通します。今重要な ことは、結果(何本倒れたのか)ではなく課程(いかに基本をマスターするか)なのです。


歩幅

 歩幅は、一般的に肩幅より広くならない(最後のスライドを除く)のが基本です。それ
に気をつけて、踏みだした最初の歩幅を以後のステップでも保つように心掛けましょう。
歩幅に長短があると尺取り虫みたいな変なフォームになってしまいます。
 なお、アプローチはまっすぐ歩き(このまっすぐは板目にに沿ってまっすぐじゃなくて
立ち位置から目標に向かって引いた線に対してまっすぐ)最後はインステップしてスライ
ドすることを忘れないでください。
(5歩助走の第1歩目は4歩助走へのきっかけ作りですから、この場合は第2歩目が4歩
助走の第一歩目に相当します。)


ステップのリズム

 ステップには一定のリズムがなければなりません。加えて同じテンポで歩く事が大切で
す。やや早くなるぶんにはいいのですが、最初だけが遅かったり、中間が間延びしたり、
後半が急に早くなったりしてはいけません。歩幅を一定にして『倒してやる!!』という
気持ちを抑えてボールを転がすことができれば、あなたにも同じリズム、同じテンポは生
まれるはずです。あなたなりのリズミカルな同じテンポの助走が作れたら、そのタイミン
グを体に覚え込ませるよう、みっちり練習を重ねてください。


手足の同調

 自分の手足が同調しているかどうかを調べるには、プッシュアウェイ時とラストステッ
プ時が適切です。投球しながら、4歩助走はまず1歩目とプッシュアウェイが同調してい
るか(5歩助走は2歩目で同調)、次にバックスィングの頂点から手の動きが4歩目と同
調しているか(5歩助走は5歩目で同調)を調べてください。


スィングラインの流れ

 ビギナーの多く見られる欠点は、バックスィングの頂点からのスィングが、山なりにな
ったり、急降下する事です。理想は飛行機のランディング(着陸)のイメージでしたね。
このスィングラインのチェックは自分では判断できませんので、仲間やインストラクター
に見てもらいましょう。


バランスライン

 ボウリングの理想的なフォームの場合は、各動作で重心がのりきった時点での『つま先』
『ヒザ』『肩』が一直線になります。これがバランスラインです。体が後ろに残ったり前
のめりになっていては、バランスラインは一直線になりません。ここでは写真でも撮らな
い限りあなたのバランスラインをチェックする手だてはありませんが、とりあえず『バラ
ンスラインのあるフォームがよいフォームで、ボールにも威力が生まれる』と覚えておい
てください。


その他のチェックポイント

 上記の5項目以外にも、次の点をチェックしながら練習しましょう。

    ・目線・腰の向き・親指の角度・手首の曲がり・ヒジの曲がり・肩のブレ ・スィングの軌道・前傾度・ヒザの曲がり・つま先からのラストステップ ・フィニッシュ時の軸足の位置・着床点・フィニッシュの姿勢 ・フォロースルー


◆次回はスパットミスの原因と矯正法

お楽しみに!!9月27日公開予定

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