ストライクアングル

たんとー:NBCJインストラクター こすけっ!

 いよいよ最後のステップです。ここまでよく勉強を続けることができましたね。 いままでのステップは基本をマスターし、フォームをしっかり固める練習でしたが、これ より先はより具体的に、ストライクやスペアをとる勉強に入ります。手始めに今回はスト ライクを取るためのアングル調整法。基本をマスターしたあなたがこれを覚えれば、アベ アップは間違い無しです。


 今までのあなたは、ストライクが出る出ないにかかわらず、最初の指定通り同じ位置に 立ち、ひたすら同じスパットを狙って、フォームを固める練習をしてきました。基本にの っとった同じテンポ、同じリズム、同じフォームでの投球はできるようになりましたか?  さて、今日からは今までの基本を前提にスパットから先に目を転じることにします。 まず、今までと同じ位置、同じスパットで5〜6球投げてみて下さい。狙いのスパット上 を通過したボールは、セットされたピンのどこに当たっていますか? 1番ピンと3番ピ ンのあいだのポケットに入っていますか?それとも左にづれていますか?右にづれていま すか?  じつはレーン上には レーン保護の為にオイルが塗ってあり、その量、塗付分布によっ てボールの曲がりは変化するのです。その変化はたとえば朝と夜とでも生じます。オイル を塗ったばかりのレーンは摩擦が少なくて曲がりも少ない。逆に多くのボウラーが投球し てオイルが少なくなった時は摩擦が大きく回転も効いて良く曲がる。レーンコンディショ ンは刻々と変わっているわけで、そこにボウリングのおもしろさと難しさがあるのです。  今日はこうしたレーンコンディションに対応して、ストライクアングルをどう取るかの 練習です。


レーン比率を応用する
(3:1:2)理論

アングル調整とは、ピンのところで生じた誤差を立つ位置やフィニッシュ位置で、 どれだけどう修正するかという問題です。 その修正にレーンの長さの比率を応用 するのが 『3:1:2理論』です。理論と言っ てもナニも難しいことはありません。ちょっとした計算ができればいいのです。

レーンは図のようにスパットを基点として、スパットからヘッドピンまでが「3」 スパットからファールラインまでが「1」スパットから3列目マーカー(立つ位置)までが「2」の比率になっています。幸いレーンには板目がありますから、これ を使って比率計算をするのです。

実際に計算してみましょう。
たとえばピンの位置でポケットより板目6枚ずれたなら、式は<3:1:2=6:2:4> になり、リリース位置で2枚、立つ位置で4枚の修正をする。 もし、ピンの位置で9枚ずれたなら、式は<3:1:2=9:3:6>となって、リリース 位置で3枚、立つ位置で6枚の修正をするというわけです。簡単でしょ?


練習しよう!!
すでにおわかりのように、この理論は、その時点でのレーンコンデションに対して
自分のボールの軌道は一定であるという前提に立ち、スパットを基点にして軌道の
ラインを右や左に修正しているのです。ですから、この理論を使う場合はスパット
を変えてはいけませんし、投球も一定である必要があります。
また、ボールのピンに当たる位置が右にずれたら立つ位置も右に、左にずれたら立
つ位置も左に移動する事を忘れてはいけません。
この理論はスペアの取り方にも応用できますが、          そのやり方は次回以降の回で詳しく紹介します。


◆次回はスペア・アングル

お楽しみに!!

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